幸福な食卓 プレミアム・エディション
北乃きい

定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 3,701
人気ランキング: 419位
おすすめ度:

発売日: 2007-06-22
発売元: ジェネオン エンタテインメント
発送可能時期: 近日発売 予約可
みんな守られているんだ
この家族は、みんな精神的に病んだ部分を持っている、と言うか「こわれ易い」。
父は父親である事を辞め、母はプチ家出、兄は頭がいいのに大学進学を止め農業をやっている。主人公は梅雨になると体調が悪くなる。一見普通、でもかなりおかしな彼らの生活を、ハッキリとおかしく見えるよりも何となく気持ち悪く見える感じを狙っているのがいい。
ほとんど目を合わせないで喋る羽場裕一、明るさが逆にダメさを増幅している平岡祐太が良かったし、転校生・大浦を演じたのは勝地涼が佐和子に寄り添う素敵な少年像を見事に演じている。ちょっと間の抜けた感じや視線から生み出される彼の笑いと真っ直ぐな雰囲気は観ていて清々しくなる。
そして、主演の佐和子を演じる北乃きい。大浦の口ぐせを真似し、「おうっ」と小さくつぶやく北乃きいの笑顔がまぶしかった。(笑) この二人の恋愛が可愛らしくて、映画に小さな幸福感をもたらせている。
甲府でロケした町の風景も素晴らしかったし、映画タイトル通りに、この家族はどのような思いで、父の自殺未遂から生まれてきた崩壊図を家族として生きて来たのか。そして、家族の再生とは思わぬ形で訪れるのだけれど、食卓を囲んだ彼らの心情はスクリーンのショットに見事に現れていました。母の愛情、父の静かな決意の中に生まれる愛情の再構成、兄の彼女・小林ヨシコ(さくら)の不器用ながらも佐和子の背中をそっと押してくれる一言、兄の体現するユーモアは佐和子を助けていく...。
彼女の悲しみ、決意、自分は守られているんだという幸福感を内包した表情あればこそですが、ミスチルの「くるみ」が素晴らしかった。
家族の大切さ
家族の大切さ・ありがたさを改めて感じました。
主人公・佐和子の純粋さが映画に光を与えています。
佐和子が家のお風呂場をボーっと眺めるシーンが何度かあって
「何を思ってるんやろう?」と疑問に思ってましたが
物語が進むにつれて明らかになります。
直ちゃんの彼女の言葉
「友達や恋人はこれからいくらでも作れる。でも家族の代わりはいないんだよ」
が、印象に残る。
エンディングでミスチルの曲がこんなにもマッチするとは!!!