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武士の一分 豪華版 (S)

武士の一分 豪華版 (S)
木村拓哉
武士の一分 豪華版 (S)
定価: ¥ 6,405
販売価格: ¥ 5,011
人気ランキング: 215位
おすすめ度:
発売日: 2007-06-01
発売元: 松竹
発送可能時期: 通常1~2週間以内に発送

山田洋次監督による『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』に続く、藤沢周平原作小説の映画化。役目のため失明した下級武士を支える妻と中間、そして一分を通すため復讐に挑む侍の姿を描く。主役の武士に木村拓哉。その妻に映画初出演の壇れいが扮し、新鮮な存在感を見せている。
山田監督の作品は、一点一画を疎かにしない、きちんとしたドラマを描くことに定評があるが、『武士の一分』においてはそれが堅苦しさではなく、娯楽映画としての完成度を高める方向に作用している。前半。城中で毒味をする武士たちが、横一列に並んで役目を果たす、その軽快な動きの楽しさ。木村拓哉という絶妙な素材を得た山田監督の演出ははずみ、時折“SMAPのキムタク”をも見せて笑いを誘う。ドラマが佳境に入ると同時に、徐々に緊張感が増してくるが、息苦しさを感じさせることはない。木村の侍が復讐をとげる、その決闘シーンは良質なアクション映画さながらのテンションと迫力を誇示。その後に描かれる、ほろりとさせられる結末。そしてどのような武士にも守るべき一分があることをさりげなく示唆する、その優しさと余韻の豊かさ。娯楽映画として、完璧な出来である。(斉藤守彦)

藤沢×山田シリーズ最終作にしてシリーズ最高傑作!!
この藤沢×山田シリーズ最終作ともなる「武士の一分」。シリーズ最高傑作でした。

 お殿様の毒見役 三村新之丞(木村拓哉)が 赤貝の毒に中り盲目になり、三村加世(壇れい)が必死の看病をする。しかし直る見込みがないことを主治医より告知される。また、仕事がないため、不安な加世は、新ノ丞の上司島田に相談へ行く。ここまでがストーリーの中盤。中盤からエンディングにかねて、大変面白くなる。木村拓哉、壇れいの演技の素晴らしいこともさることながら、大御所が脇を堅め、一層面白くしている。また、山田監督の拘りがすさまじく、ホタル、蚊、もみじなどの季節感が映画に厚みを加えている。

 原作は短編小説なので、かなりストーリーは加えられているが、加えられた味付けが素晴らしいと思います。主人公、妻加世の性格面、また ツガイの小鳥などより深く、藤沢さんの作品が味わえる。

 また、山田作品らしく非常に庶民の笑いが映画の中にはあるように思えました。

是非、多くの方に観て頂きたい作品です。
日本人はもちろん、世界中の方々に、そして木村拓哉さんの演技をあまり好いていない方にも、
いえ、そんな方にこそ是非一度見て頂きたい作品です。
そんな理由でこの作品を観ないのは勿体ないと思うからです。

私は木村拓哉さんのファンだからという理由でこの作品を観に行った一人でもあり、
贔屓目に見ていると思われるかもしれませんが、
“キムタク”というブランドでこの作品に感銘を受けたのではなく、
作品の素晴らしさと、彼が演じきった“三村新之丞”人物そのものに胸を打たれました。
2時間が本当にあっという間で、瞬きも出来ないほどの演技と迫力で溢れていました。
序盤は確かにキムタクイメージもありましたが、
失明後は役にハマりきって完璧にこなしていましたし、
狂気に満ちた目、刀の振る舞いも見事でした。

しかし何よりも回りの人物、
特に加世役の檀れいさん、 徳平役の笹野高史さんが本当に素晴らしかったです。
あんな素晴らしい役者さん方に恵まれたからこそ、
木村拓哉さんは最高の“三村新之丞”を演じられたのではないでしょうか。

日本の良き四季、自然の音、美しさも溢れており素敵でした。
私が今まで観た侍映画の中で一番の作品と言えます。
観終わった後、本当に幸せな気持ちにしてもらいました。

山田監督、スタッフさん、役者さん、この作品を作り上げた全ての方々にありがとう。

解放された山田洋次
 出張の機内で見た。

 機内の映画は画面が小さいので 鑑賞環境的には最悪の部類に入ると思う。従い後は その映画が
面白いかどうかが集中力の分かれ目だ。

 面白かった。

 山田洋次という監督は 脚本は中々巧みな方であることは「男はつらいよ」を見ていても良く分かる。但し「映像的」には 比較的凡庸な監督ではないかと思ってきた。これが間違っていたことに最近気が付き始めている。本作を見ていても 江戸の風物が実に綺麗に表現されている。殺陣の場面の工夫も相当なものだ。黒澤の「鋭さ」は無いが どこか「瓢味」を帯びており 見ていて 心地よい。

 結局「男はつらいよ」というシリーズが 山田の映像作家としての才能に蓋をしてきたのかもしれない。藤沢三部作を見ていて 「男はつらいよ」から解き放たれた才能のようなものも感じる。その意味では「男はつらいよ」ファンの僕にしても それはそれで嬉しい。

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