虹の女神 Rainbow Song
市原隼人

定価: ¥ 3,990
販売価格: ¥ 3,120
人気ランキング: 463位
おすすめ度:

発売日: 2007-04-27
発売元: アミューズソフトエンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
空に水平に走る珍しい虹を写メールして、アメリカにいる友人・あおいに送った智也。だが彼女からの返事はなく、帰ってきたのは彼女の事故死の知らせだった。葬儀などが行われたりする中で、いつしか智也はあおいとの出会いなどを振り返っていくのだが…。
気持ちいいくらいに時間がかっ飛び、物語が進んでいく中で、実はお互いに好きあいながらも、その関係がどこかで熟しきれなかった男女のせつない絆を、スーパーリアルな映像でつづった感動作。主人公たちを演じる市原隼人と上野樹里の本当に演技なのかと疑いたくなるほどのリアリティすぎるやりとりには脱帽。またその関係にそこはかとなくユーモアも取り入れつつ、見事な日常表現をしてみせる熊澤尚人監督の演出も拍手モノだ。また上野の父親役の小日向文世ら脇の演技も相当に泣かせる。(横森 文)
本当に素晴らしい映画だと思います
虹の女神の映画を見て、とても丁寧に創られている印象を持ちました。
ストーリーの設定はよくありがちな「恋愛話し」ですが、主演の市原隼人さんや上野樹里さんの演技がとてもうまく微妙な心境の変化など自然体で演じられているので、違和感なくストーリーにどんどん引き込まれました。
ストーリーも、さとうあおいを演じる上野樹里さんが岸田君を演じる市原隼人さんに恋心を持ちはじめるも、本当の気持ちがうまく伝えられずに葛藤する中で、岸田君が好きになった女の子に対して恋愛の協力をするなど女の子の複雑な心境が見事に描かれています。岸田君側も何となく、あおいから恋心揩スれているのを分かってきたものの、お互いが素直になれないまま… 素直な感情を自分の言葉で表現する難しさは誰もが経験していると思いますが、映画を見終わった後は「自分が素直になれる」ような感情を持ちました。
『虹の女神』は映画で上映されていた事をしらず、たまたまレンタルビデオ屋で見かけた程度だったので期待をしないで借りて見た事が知ったキッカケでした。返却した後も「もう何回か観てみたい」という気持ちが強くなり、思いきって購入しました。今まで見てきた映画で「もう一回でもまた観たい」と思った映画は初めてでした。 何度観ても奥が深い映画だと思うので、素直な感情を伝えるのが苦手な方やストーリーと同じようなお互いが素直になれないなどの経験がある人は特に共感出来る部分が多いと思います。
透き通った世界
桜井亜美さんの原作も良かったのですが、映像化にした時も淡くて澄んだ映像が素晴らしいと思いました。いろんな場面を設定ごとにくぎってあるので、時間の流れがわかりやすく見れます。でも、何といっても、上野樹里、蒼井優、市原隼人の演技は、繊細ではまり役だったので、この3人なくしてつくられなかった作品です。原作とあわせてみるのがオススメです。
若すぎた二人のすれ違う気持ち
市原隼人(智也)はドラマWATER BOYS2の主演の印象が強いが、ドラマ登場時点のヘタレの優柔不断そのままだった(笑)。上野樹里(あおい)は演技のうまさもあるが、男っぽい行動力のある女の子のイメージがピッタリだった。
あおいは画面に一度も顔を見せないうちに、ニュースで死んだことが知らされる(智也に携帯で連絡が入るのと同時に)。アメリカで航空機事故に巻き込まれたのだ。その後天気予報では横一線のめずらしい虹のニュースが流れていた。
そこからあおいと智也の出会いからの成り染めが語られていく。岩井俊二のプロデュースだけあって、リリカルな中に残酷な現実が顔を出す岩井ワールドがうまく映像化されていた。
智也は、最初向こうから言い寄られたというサユミにふられてストーカー(?)になったり、美人という理由だけで今日子に惚れたり、出会い系パーティーで知り合った森川千鶴に押しかけ女房されたり、と優柔不断ぶりを存分に発揮する(笑)。あおいは気持ちを押し隠して、表面上は素っ気なく、時に突き放したり、時には背中を押したりして見守る演技が、複雑な心境をよく表現していた。
男勝りのあおいでも恋は奥手で、優柔不断な智也との関係はじれったくもあるが、この年頃ではありがちなことで、二人の気持ちは共感できる。事故がなければ、何年か先大人になった二人は幸せになっただろう、と想わせるところがより悲しみを深くする。
蒼井優(かな)があおいの盲目の妹として好演。彼女の持つ独特の雰囲気にピッタリの役だった。姉として過保護なくらい面倒を見るあおいの愛情に甘える幸せを感じている。そして目が見えないだけに、周りの人の感情に敏感で、あおいと智也の一番の理解者となる。「おねえちゃん岸田さんが好きだったんだよ」というシーンでも泣かされた。