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硫黄島からの手紙 (特製BOX付 初回限定版)

硫黄島からの手紙 (特製BOX付 初回限定版)
渡辺謙
硫黄島からの手紙 (特製BOX付 初回限定版)
定価: ¥ 3,980
販売価格: ¥ 3,111
人気ランキング: 497位
おすすめ度:
発売日: 2007-04-20
発売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

1944年、陸軍中将・栗林が硫黄島に降り立った。本土防衛の最後の砦の硫黄島だったが、場当たり的な作戦と非情な体罰により、兵士たちは疲労と不満が渦巻いていた。ところが栗林は違った。アメリカ留学の経験があり、敵国を知り尽くした男は、体罰をやめ、島のすみずみまで歩き、作戦を練りに練った。そして米国が来襲。硫黄島は5日で落ちると予想されていたが、壮絶な闘いは36日間にも及んだ。しかし、その闘いで兵士たちは何を思ったか。それは61年後に掘り起こされた、出されることのなかった家族への手紙にしたためられていた…。
クリント・イーストウッド監督の2部作『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』。本作は日本側から見た硫黄島の闘いを描き、そこで何か起こったのか、兵士たちは何を思って闘ったのか、本作では戦場での兵士たちの日常がつづられる。闘いは厳しく、その残酷さに思わず目をそむけてしまうシーンもあるが、戦争とは悲惨で残酷なのだと改めて思わせる。そしてその戦争の虚しさを伝えているのは、兵士・西郷と彼をとりまく若者たち。渡辺謙演じる栗林中将ではなく、主役は若い兵士たちというのは意外だったが、だからこそ、この映画は意味がある。この映画は栗林のヒーロー映画ではない。見る者は西郷の思いに共感し、彼に生き抜いてほしいと願う。硫黄島の闘いを象徴しているのは若い兵士なのだ。西郷演じた二宮和也は戦場でも自分を見失わないように懸命に生きる若者を、加瀬亮がやさしさゆえに挫折を味わう男を熱演し、伊原剛志は元五輪選手のバロン西を豪快に演じる。彼ら日本人俳優たちのアンサンブルは絶妙! しかし、いちばん驚くべきは言葉を壁を超えたイーストウッド監督の演出、さすが名匠、見事だ。(斎藤 香)

死の意味
『天皇陛下万歳!』

そう言い残して自らの死を選ぶ兵士たち。死にたくない、その思いだけを一心に、しかし自決という道しか選択することが出来なかった兵士たち。この映画で一番印象に残った(衝撃を受けた)のが"自決 "シーンです。擂鉢山を死守することができなくなった日本軍が、「逃げるのは恥をさらす」と手榴弾を握り締め、爆死していく。愛する家族を本土に残し、「こんなところいたくもねぇよ」とさんざん不平をこぼしていた兵たちが、涙を流しながら「天皇陛下万歳!」と最後の言葉を残し、手榴弾を握り締める。そして目の前で戦友がばらばらに散っていく姿をただただ黙って見つめる西郷(二宮くん)。それが戦時下における日本軍の真実の姿。

キリスト教徒で大部分が構成されるアメリカでは、そのほとんどが『自殺』という行為を罪の行為と考えています。しかし当時の日本では、天皇陛下こそが神であり、陛下の意思を遂げられない者は恥さらしであり、生き恥をさらす前に死を選ぶ。それが美徳でした。

こういった事実をクリント・イーストウッドという人がしっかりと描き切ったというのはまさに偉業なのではないでしょうか?そしてこの映画が日本人以外の人々にはどのように写るのか、それが知りたくなりました。

ニノ
いい演技してます 見直しました 戦地でのアナーキーな態度が秀逸!兵隊ヤクザの勝新に通じるものがあるね ぜひ撮って下さい! ケンさんも相変わらずイイ仕事してます…が栗林中将とイメージにギャップが有り 戦争映画・ドキュメンタリーは見慣れているが兵士の手榴弾自決シーンは…くるものがありました 日本人の悲しさよ…戦争は二度としてはいけない…

戦争とは何か、身近な部分で考えるきっかけに
高評価の多い作品だ。確かに一気に140分を見せる力を持っていると思う。
日本のこともよく理解してシナリオを書いてると思う。
渡辺健の中林中将。馬を愛し、部下にも信念を教えるバロン西。犬を殺さなかったため、憲兵を首になった青年。演技陣はいずれもそれぞれの役割を立派に演じきっていた。
(ただ、渡辺健のぼそぼそっと言う声が聞き取りにくく、映画なんだから、そこはリアルでなくても明確に発音して欲しかった。)
劇中には「父親たちの星条旗」を超える残虐な殺戮シーンが続く。そういうシーンの積み重ねだ。日米共に人道的にも許されない殺戮を繰り返す。戦争の持つ本来の形…殺人のありようがそこにある。
見終えても声高に何かを叫ぶということは無い。ここで泣けというサントラも流れない。
感情論を廃し、ドキュメンタリー手法に徹している。それが却って、戦争とは何か、ということを身近な部分で我々に考えさせるきっかけになっていると思う。

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